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Keyball用トラックボール基板「micromoon」

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Keyball向け25mmトラックボール基板「micromoon」を販売しています

Keyball用トラックボール基板「micromoon」

はじめに

Keyballにトラックボールを追加するとき、センサー基板の高さやケースの形状は、手の置きやすさに関わります。そこで作ったのが、Keyball向けのロープロファイル・トラボセンサー基板「micromoon」です。

この記事では、公開している仕様やビルドガイドをもとに、micromoonの構成と設計上の工夫、キットとして販売する際に気をつけている点を紹介します。

micromoonの構成

micromoonは、Keyballで使われるPMW3360光学センサー向けの読み取り基板です。25mmのトラックボールに合わせたサイズで、ベアリングを使う専用ケースと組み合わせます。GitHubのREADMEでは、Keyball 61とKeyball 44で動作確認したことを記載しています。

Keyball本体を作り直すのではなく、センサー基板とケースを交換して使う構成です。基板やケースの詳細と組み立て手順は、micromoonのリポジトリとビルドガイドにまとめています。

手に沿う形を目指した基板とケース

基板の外形は角を丸め、ケースを取り付けたときに手の形に沿いやすい形を意識しました。ケースはベアリングでボールを支える構造です。ボール径とセンサー基板、ケースをひとつのセットとして合わせることで、Keyballに取り付けるところまでをまとめて試せるようにしています。

トラックボールは25mm径専用です。販売キットにはボールが付属しない構成があるため、購入前に商品ページの内容物を確認してください。

micromoonのケースに25mmトラックボールを載せ、ノギスで幅を確認している様子

互換性と組み立て時の注意

動作確認を行ったのはKeyball 61とKeyball 44です。READMEでは、roBaやmoNaなど、形状の似た別製品との互換性は確認していないとしています。Keyball以外で使う場合は、取り付け寸法や配線を事前に確認してください。

ケースはマットタイプのPLAを家庭用3Dプリンターで製造しているため、積層痕があります。また、部品が小さいので紛失に注意し、ケースのネジを締め込みすぎないようにしてください。詳しい組み立て方法はビルドガイドを参照してください。

販売ページには、左トラボ向け基板のピン位置に関する注意も記載しています。左右で基板形状や配線が異なるため、注文する仕様とビルドガイドをよく確認してください。

作ったものをキットとして販売する

micromoonは基板データを公開するだけでなく、基板、センサー、接続用ピンヘッダー、ケースを組み合わせたキットとして販売しています。ケースを家庭用3Dプリンターで作るなど、自分で試作から組み立てまで行うものなので、工業製品のような表面仕上げではありません。その点も商品ページに明記しています。

販売情報はBOOTHの商品ページで案内しています。価格や在庫、キットの種類は変わるため、記事では固定せず商品ページを確認してもらう形にしました。

おわりに

micromoonは、Keyball向けの25mmトラックボールを、薄型のセンサー基板と専用ケースで使うための小さなハードウェア製作です。設計データとビルドガイドを公開し、組み立てに必要な部品をキットとして届けるところまでをひとつのプロジェクトとして進めています。

仕様や組み立て手順はGitHub、販売中の内容はBOOTHを参照してください。